システムの導入に関する知識

企業が新たなシステムの導入及び開発の外注を検討し始めた時、気になるのはシステム開発の知識をどこまで勉強すればよいのかということです。もちろん専門家と同等のレベルまで勉強することは叶いませんから、素人なりに学ぶしかありません。

ただその目途が分からない企業も多いのです。

新しい技術であれば周りに参考になる情報が揃っていない場合もあります。例えばAIの場合、情報科学の知見、計算機、ビッグデータを完備している企業は少ないですから、勉強する取っ掛かりさえ見出せないのです。専門家と言えばデータサイエンティストや機械学習エンジニアが有名ですが、いずれもまだまだマイナーな職業です。

彼らを積極的に採用している企業は多くありません。

敢えて挙げるならば、ITベンダーにはデータサイエンティストが揃っています。しかしITベンダーに任せきりにするわけにもいきません。

何故なら、ITベンダーはAIについては詳しくても、クライアントの専門分野については何も知らないからです。理想はやはり自社内でシステム開発の知識を蓄えることですが、その理想が広く実現するまでには時間が掛かりそうです。

そのため導入を急ぐ企業は、システム開発を専門の企業に依頼する他ないでしょう。その際注意したいのは、ベンダーに預けるデータです。このデータが適切でなければ、システムの導入することはできません。よく見られるのは、ベンダーと契約したものの、まともなデータをベンダーに送れず、行き詰まるというケースです。

また、クライアント側の専門分野について、ベンダー側にレクチャーする必要もあります。業界の課題が何であるのかを知ってもらうことで、ベンダーはより相性の良いAIなどを提供することが出来ます。課題の内容によっては、AIなどが向いていないこともあります。その場合は、ベンダーから別の方法を提案されることでしょう。